妊娠したかも!?19の妊娠超初期症状の兆候をチェック
妊活中の人や妊娠を望んでいる人は、生理が遅れたら「妊娠したかな?」と気になるのではないでしょうか。
妊娠検査薬で妊娠の有無を知ることもできますが、体に現れる症状で妊娠したと気付く人も多いようです。
ちなみに私は妊活中、生理前になると些細な体の変化をチェックしては「妊娠の初期症状かな?」と一喜一憂していました。
そこで今回は、妊娠発覚前に起こりうる妊娠超初期症状について、私がチェックしていた項目をご紹介します!
妊娠超初期症状って?
妊娠超初期とは、最終生理開始日である妊娠0週から4週までのことをいいます。
しかし妊娠超初期症状を感じ始めるのは、早くても着床後・だいたい妊娠3週目あたりから。
着床が成立するとホルモンの分泌量に変化が起こり、妊娠の前兆とみられる様々な症状を感じるようになるのです。
以下に妊娠超初期症状として一般的に多い症状を19項目まとめましたので、妊活中の方は当てはまるかどうかチェックしてみてくださいね。
ただ、妊娠超初期症状を感じるかどうかには個人差があり、全ての人が同じような症状を感じるわけではありませんので、当てはまらなくてもがっかりしないでください。
妊娠超初期に現れる19の症状
1.少量の出血
生理予定日より少し前に微量の出血をすることがあります。
これは「着床出血」と呼ばれるもので、受精した卵子が子宮壁に着床する時期に出血する症状です。
着床出血がみられる時期は生理予定日に近く、色は茶色っぽいものからピンク、真っ赤な鮮血まであり、量も通常の生理くらいからおりもの程度までと個人差があります。
おりものや生理と間違えてしまう人が多いようなのですが、着床出血の場合、長くても3日くらいで出血は止まり、出血量も生理より少ないことが一般的です。
2.おりものに変化がみられる
いつもと違うおりものが出た場合は妊娠初期症状の可能性があります。
妊娠前は、透明から白っぽい色が一般的ですが、妊娠すると濃さが増したり、色が白、黄色、茶色っぽく変化したという人もいます。
また、水っぽくなった、量が増えた、においがきつくなった・またはにおいがなくなったなど、症状はバラバラですが一様にみられるのは「いつもと違う」ということ。
特に、排卵後から生理が来るまでの間は、おりものの量が減っていき、どろっとした粘り気もあるのが基本なので、「量が増えて、水っぽい」ときは妊娠兆候かもしれません。
ただし、そうであっても妊娠していない人や、おりものが全く変わらない人もいるので、早とちりは禁物です。
3.胸のハリ・痛みや違和感を感じる
胸が張ったり、少し痛みを感じるなどの違和感も現れます。
これは、妊娠したことでホルモンバランスが変化し、乳腺や乳管が発達し、母乳の生成が始まるため。
ただ、この症状も生理前と似ていて紛らわしいので参考程度にしてくださいね。
4.体がだるい・倦怠感
これも生理前に感じる症状と同じですが、妊娠した場合は、より顕著に感じられます。
日常の家事をするのがつらく、何もやる気がおきない、少しでも横になりたいなど、いつも以上に身体のだるさを感じたら、妊娠初期症状かもしれません。
5.腰痛
妊娠すると、リラキシンというホルモンの影響で腰痛がみられることがあります。
リラキシンには赤ちゃんが骨盤の中を通りやすくするため、骨盤の関節をゆるめる働きがあり、このゆるんだ関節を支えようと周りの筋肉が緊張状態になることで、腰痛や下半身の痛みが生じてしまうのです。
ただし、生理前にもリラキシンが分泌され、その時期も症状の現れ方も似ているため、妊娠初期症状かどうかを見分けることは難しいといえます。
普段は全く腰痛がない人が、突然、生理開始予定日頃に痛みを感じた場合は、妊娠初期症状である可能性がありますね。
6.足の付け根が痛い
妊娠初期や妊娠超初期の症状として、足の付け根のあたりに痛みが発生することがあります。
足の付け根だけでなく、股関節や恥骨、太ももの内側や裏側に痛みがあることも。
これは、着床した体内ではホルモンのバランスが変化し、出産に向けて骨盤などの関節を緩める作用のある黄体ホルモンが急激に増えることによって起こるといわれています。
妊娠超初期に感じる足の付け根の痛み方ですが、ズキズキ痛む、チクチク痛む、足の付け根の片側だけが痛む、両方が痛む、股関節にだるさを感じる、おしりが痛むなど、個人差があります。
7.気持ち悪い・吐き気がする
妊娠に気づくきっかけとして、「吐き気」のイメージって強いですよね。
この、吐き気=つわりの症状は早い人だと妊娠超初期に現れます。
性交から1週間くらい経ってから、何も食べていないのに吐き気がして気持ち悪いだとか、生理開始予定日を過ぎても気持ち悪さが続いている場合、妊娠初期症状かもしれません。
もちろん、これにも個人差はあり、妊婦さんの中には1度もつわりがないままだったという人もいます。
8.腹痛・下腹部痛
子宮のあたりのチクチクとした痛みやキュとした痛み、おなかが引っ張られるような痛みは妊娠兆候の可能性があります。
痛みの感じ方には個人差もあり、また月経前症候群(PMS)など生理前に腹痛が起きることも多いため、妊娠症状かどうかを見極めることは難しいかもしれません。
また、生理開始予定日の1週間前くらいに子宮周辺に痛みを感じたら、「着床痛」という受精卵が子宮内膜に着床したときに感じる痛みかもしれません。
9.頭痛
着床し妊娠が成立すると、プロゲステロンの分泌量が増えて血管が拡がり、頭の片側がズキズキと痛む「偏頭痛」につながりやすくなるそうです。
もともと偏頭痛持ちの人など頭痛薬を飲む習慣のある人は、「もしかしたら妊娠しているのかも」という意識を持って、自己判断での薬の服用は控えるようにしましょう。
10.胃が痛い
着床すると、黄体ホルモンの分泌に増加により胃腸の機能が弱ったり、胃痛がする人が多いようです。
胃がムカムカする、キリキリする、何も食べられないほど痛いなど、症状や程度は人それぞれですが、いつもは感じることのない胃痛があれば、妊娠初期症状かもしれません。
11.味覚・嗅覚の変化
今まで気にならなかった臭い・平気だった匂いが急に不快に感じるようになったり、
大好きだった食べ物が食べたくなくなったり・・・。
妊娠超初期には味覚や嗅覚が少し変化することがあり、こういった変化がつわりの引き金となっているそう。
こうした味覚や嗅覚の変化は、妊娠によるホルモンバランスの変化が影響し、体の機能を調整する自律神経に変調をきたすことが原因と考えられています。
12.眠い、眠気がある
これも生理前に感じる症状と同じですが、妊娠していた場合、より強く感じられます。
着床し分泌が増えているプロゲステロンには妊娠を維持させるために体を休ませる役割があることから、いつもより睡眠を促され眠気を感じるようになるのです。
13.基礎体温が一瞬下がる
排卵の数日後から始まる高温期のなかで、一時的に基礎体温が低下する現象のことをインプランテーションディップといい、この現象は着床が起こったタイミングで起きる妊娠兆候の1つだと考えられています。
このインプランテーションディップが起きるのは着床する頃、だいたい高温期の7~11日目頃だといわれており、基礎体温表で確認すると上のグラフのようにガクンと体温が下がっていることが確認できます。
ただ、なぜ着床時に基礎体温が下がるのかについてははっきりとしたことはわかっていませんし、インプランテーションディップがなかった=妊娠していない、というわけではありません。
あくまで、1つの目安としてくださいね。
14.微熱気味・熱っぽさ・寒気
妊娠超初期症状として、微熱や寒気などの風邪によく似た症状が見られる人もいます。
これもホルモンのバランスによるもので、妊娠した状態を維持するため子宮に血流を増やし、体温を上げることで起こる症状です。
このように、体温が高い状態が続くことで体のほてりや寒気を感じることとなるのですが、このような体温が高い状態が3週間以上続いた場合は妊娠している可能性が濃厚ですので妊娠検査薬を試してみるといいでしょう。
15.頻尿になる
これもホルモンバランスの影響で、膀胱の筋肉が緩んだり腎臓の働きが活発になることにより、妊娠の超初期には頻尿になりやすいといわれています。
昼間だけでなく、夜にもトイレに行きたくなる回数が増えていると感じたら妊娠の可能性があるかもしれませんね。
16.下痢気味・または便秘
胃痛の症状と同様、ホルモンバランスの影響で胃腸の働きが弱くなることにより下痢や便秘になることも。
また、他の要因としては自律神経の乱れや精神的なストレスが影響することもあるそうなので、リラックスして過ごすことを心がけましょう。
17.ニキビや吹き出物など、肌荒れが起きる
これもまた、生理前とよく似た症状ではありますが、妊娠超初期症状としても起こりうるのです。
原因はやはり着床によるホルモンバランスの変化。
ニキビや吹き出物が増える、かゆくなる、乾燥するなどの症状がでやすいので、念入りにケアをしたり、化粧品が合わなくなったと感じたら低刺激なものに変えてみるのもひとつです。
18.鼻水がでる
妊娠性鼻炎というものをご存知でしょうか。
ホルモンバランスの変化や自律神経の乱れにより、鼻の粘膜が炎症を起こすことで、今まで鼻炎の症状がなかった人でも妊娠をきっかけに鼻炎を発症することがあるそうです。
つらいですが、出産後には解消されるので少しの間辛抱です!
19.イライラしたり涙もろくなったり、情緒不安定
ホルモンバランスが崩れ、自律神経が乱れることにより、精神的に不安定な状態になる妊婦さんも多いみたいです。
なんだかイライラする、落ち着かない、涙もろくなった・・・など、いつもと違うメンタル状態になったと感じたら、もしかしたらそれは妊娠という体からのうれしいサインかもしれません。
妊娠超初期症状がないこともあります
妊娠超初期の症状についてご紹介しましたが、私kyunyankoが実際に妊娠超初期に感じた症状は、上記のうち2つだけでした。(少量の出血とインプランテーションディップです)
このように、妊娠超初期症状はあくまで個人差のあること。
まったく症状がなかった、という人もいるのです。
確実に妊娠しているかどうか知りたい!という人は、基礎体温が重要です!!
高温期が14日を越えても続くようであれば、極めて妊娠している可能性が高いといえますので、まずは普段からしっかり基礎体温をはかって自分の身体のことを知れるようにしましょう。