妊活中の人に伝えておきたいこと。子宮頸がん検診で高度異形成発覚→手術した私の記録①
先日のドラマ「コウノドリ」では、子宮頸部腺がんと診断された妊婦の出産までの姿が描かれていましたが、ご覧になった方はいらっしゃいましたか?
出産するまで経過観察をするには、がんの進行がかなり進んでいた妊婦さま。
結果、本人も胎児の命も無事だったわけですが、自分とお腹の中の赤ちゃんの命を天秤にかけなければならない状況って。。。
もしも自分が同じような立場になったら、と考えるとゾッとしますよね。
子宮頸がんの検診、受けていますか?
子宮頸がんとは、子宮の頸部にできるがんのこと。
※画像はお借りしました
この子宮頸がん、現在20代30代の女性に急増していることはご存じですか?
毎年約10000人が発症し、3500人もの人が亡くなっているそうです。
私は数年前、子宮頸がんの一歩手前という診断を受けました。
まさか自分にがんという病が迫っているなんて、正直ピンとこなかった。
この子宮頸がんは、発症してもある程度進行してからでないと症状はでないという、大変見つけにくい厄介者。
なのでちゃんと検診を受けて、早期発見に努める必要があります。
命はもちろんですが、妊娠や出産の機会まで奪うかもしれないという恐れがあるので、妊活中の人には特に!まずは子宮頸がんの検診を受けてほしいと思います。
子宮頸がん検診の結果、高度異形成III b
ここからは私の体験談になっていきます。
会社の健康診断で、子宮頸がんの検診を初めて受けた私。
異常が見受けられるという連絡を受け、総合病院で再検査をした結果『高度異形成III b』と申告され、手術して取り除く必要がある、と言われました。
私、子宮頸がんなの??
高度異形成って何??
当時よくわかっていなかった私は、ネットで子宮頸がんについて調べました。
その結果、どうやらまだ子宮頸がんが発症しているわけではないということを知るのです。
※画像はお借りしました
異形成っていうのは、がんになる前の細胞のこと。
その異形成の度合いも「軽度」→「高度」までステージがあり、その中で私が診断された「高度異形成III b」はまさにがん細胞になる手前ということで、円錐切除術という子宮頸部を円錐型に切り取って異形成細胞を取り除く、という手術をしなければならない状態でした。
この先、妊娠したいけど大丈夫!?
今ならまだ子宮頸がんは発症していないから、今のうちに取り除くのが1番いいに決まってる。
当時、私はいまの旦那さまと結婚を考えていたし、もちろんこの先の人生において妊娠したいと考えていました。
子宮頸部を取り除いて、この先の私は妊娠することができるんだろうか。
心配になってネットでとにかく検索しまくりました。
結論を言えば、異形成細胞を取り除く円錐切除術を行なっても妊娠は可能!!
ただ、人によっては切除部分により子宮頸部が短くなるので、流産や早産の可能性が少しだけ高くなる場合もある、とのこと。
私は変なところで楽観的なので
そっか、リスクが人より少しだけ高くなる程度なら大丈夫!!
そう思えたのでした。笑
そうして手術の日が近づいてきたのです。
続きは後日アップしますね。