37歳にして妊娠できた私が綴るブログ

約2年に亘る妊活を経て妊娠することができた私ことkyunyankoの妊活・妊娠・出産などに関することを記事にしたブログです。

妊活中の人に伝えておきたいこと。子宮頸がん検診で高度異形成発覚→手術した私の記録②

さて、当時34歳で、子宮頸がん検診で高度異形成IIIbと診断を受けた私。

このまま放置しておくと子宮頸がんの発症率が非常に高い為、円錐切除術で異形成細胞を取り除かなくてはならなくなりました。
 
前回までの記事はこちらです↓↓
 

子宮頸部を円錐切除するため入院

いよいよ手術の為、二泊三日で入院することになりました。
初日は術中の説明や同意書の提出、健康診断などで終わった気がします。
(あまり覚えていないんです、すみません)
 
そんな中でも1番印象的だったのは、手術中の麻酔に関する同意書にサインをした時のこと。
「手術中は全身麻酔をかけるので、目が覚めたらもう全部終わってますよ」
 
えっ、そうなんだ!!
手術中痛くないんだ、よかった〜♩
そう思ったのもつかの間。
 
滅多に起こらないけどね、全身麻酔をしたまま二度と目が覚めないこともあって、それでも手術を行いますっていう同意書にサインしなきゃいけなかったんですよ。
滅多に起こらないけどね!!
 
すごく怯えました。
でも滅多に起こらないから大丈夫だよ。と、無理やり自分を鼓舞して1日目は終了。
 
そして2日目、いよいよ手術です。
病室からストレッチャーに乗せられて手術室へ。
初めて乗りました、ストレッチャー!!笑
 
手術室に入ると、私の担当の美人先生登場。
「大丈夫ですからね(ニコリ)」
とっても安心させてくれました。
 
そして、まずは全身麻酔です。
マスクをして麻酔薬を吸引していくのですが。。。
 
天井を見ていたはずなのに、名前を呼ばれた次の瞬間、手術は無事終わっていました!!
何が起こったのかも何もわからないまま、
「終わりましたよ(ニコリ)」
えっ!!もう終わったの!!
そんな感じで、手術は成功。
私の異形成細胞はきれいに取り除いてもらえたのです。
 

術後の様子

手術はあっという間に終わり、再びストレッチャーに乗せられて病室に戻った私。
全身麻酔は残ることなく、体は動くし喋る事もできるので、手術をしたという実感は全くないままでした。
強いて言えば、術後初めてするおしっこがめっっちゃ痛かったくらいかな!笑
 
その後、特に体内に異変を感じることもなく、手術の翌日には退院しました。
好きなものも食べられるし、日常生活になんの支障もない。
さらにその翌日からは出勤することも可能。
 
正直、女性特有のがんということで
女性としての何かが欠けてしまうんじゃないか、と考えてしまうこともありました。
でも術後の過ごし方としては、何も気に留めることなく過ごすことができ今までとおりの自分でいることができましたよ。
 

医療保険がおりることも!!自分の保険を確認してみて

ただ、やっぱり手術の費用はそれなりにかかりました。

工学医療費制度があるとはいえ、月の限度額分くらいは支払った気がします。

急に手術が決まって、一気にお金がなくなってしまうのはなかなか痛手でした・・・

 

しかし、そんな中で救世主が!!

 

実は私、医療保険と女性特約付きのがん保険に加入していたんです。

加入時は、まさか実際に自分ががんの疑いで手術をすることになるなんて思ってもいませんでしたが。

 

医師に診断書をもらい、保険の担当者に渡したところ、なんと!!

前がん状態だったにもかかわらず、医療保険がん保険の両方から保険金がおりたんです。

保険に入っていて、本当によかった!!笑

 

ただ、これは手術方法や加入している保険会社によって審査が違うと思うので、事前に確認してみてくださいね。

 

術後、年に3回の検診を経てこの度妊娠した私のこれから

手術後、経過を診てもらうために、4ヶ月に1度のペースで検診に行っていました。

その間に異常がみられることは1度もなかった。

そして手術から2年目が経ったころの検診で、

「経過観察は今日で終了で大丈夫ですよ。でも2年に1度、これからも必ず子宮がん検診は受けてね。」

そう先生から言ってもらえたんです。

 

とりあえず、終わった~!!

発症はなさそうで、とにかく安心!!

 

そしてそれから約2年後、妊娠が発覚です。

ちらっと頭をよぎった「流産・早産の可能性が少し高くなる」。

 

でも現在、私は妊娠6ヶ月を迎え、赤ちゃんも元気に育っています。

もちろん、まだまだ流産・早産の危険は拭えない時期なので注意は必要ですが、今現在仕事もしていないし毎日リラックスして過ごすことができています。

 

そのおかげなのかな?

先日の健診で、子宮頸部の長さは異常なし!!とのことでした。

 

伝えたいこととは

円錐切除を行っているので短くなっているはずの私の子宮頸部ですが、2年という年月で細胞が再生してくれたのかもしれません。

このまま、元気な赤ちゃんを産みたい。

そして、子宮頸部を私と同じように切除した方や

子宮頚がんの疑いで妊娠に関して絶望を抱いている方の励みとなりたい。

そう思っています。

 

子宮がんの検診は私たち世代にとって、もはや他人事ではありません。

いつ異常が認められるか、いつがんが発症するか、わからないのです。

なので、まだ子宮頸がんの検診を受けていない方はなるべく早めに!検診に行くことをお勧めします。

 

妊娠後の子宮頸部・子宮がんの発覚ほどこわいことはありません。

自分の命と赤ちゃんの命、天秤にかけることがないように。

子宮がん検診、受けてくださいね。

 

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