妊娠したいと思ったら、まずは基礎体温で排卵日を予測しよう
妊娠したい!でも、何から始めたらいいの?
そう思った私がまず始めたことは、基礎体温をつけることでした。
基礎体温という言葉は、妊活をしている人ならおそらく聞いたことがあると思います。
でも、基礎体温をつけることがどうして妊娠につながるのでしょうか?
それは、基礎体温をチェックすることで自分の排卵日の予測ができるから。
妊活において最も大切なのは、妊娠する可能性が高い排卵日!!
自分の排卵日を知ることは、妊活をする上で欠かせない、とても大切なことなので、この記事を読んでくれている妊活中の人は絶対に!基礎体温をつけてください!
基礎体温って?
基礎体温とは、朝目覚めて、身体を動かす前の最も安静時の体温のことをいいます。
女性の基礎体温は、約1ヶ月の周期の中で、排卵時期を境として低温期と高温期の二相にわかれているんです。
なので、日々基礎体温を測り、表グラフに記録することで低温期と高温期が切り替わるタイミングがわかり、生理周期や排卵日が予測できるようになりますよ。
まずは2.3ヶ月つけてみると、自分の基礎体温サイクルがわかってきます。
基礎体温の測り方
【測り方の手順】
1.朝目覚めてすぐに基礎体温計を手に取ります。
2.寝たままの状態で、基礎体温計を舌の下中央にある筋の部分に挟みます。
3.計測音が鳴ったら(もしくは指定時間を過ぎたら)、基礎体温計を口から取り出し、数値を確認しましょう。
【正しく測るためのコツ】
●できるだけ毎朝同じ時間に測るようにしましょう。
●ちょっとした動きでも体温は上がるので、計測中は寝返りしないで、なるべく動かないようにしましょう。
寝る前に基礎体温計を手の届くところに置いておくのもおすすめです。
●誤った値を測定しないために、毎日同じ部位、正しい位置で計測するのがコツです。
低温期、高温期って何?
基礎体温を毎日記録すると、上図のように、折れ線グラフが描かれた基礎体温表ができます。
理想的な基礎体温表は、0.3~0.5度ほどの差で、体温が低い期間と高い期間の二相に分かれるのですが、これが低温期と高温期と呼ばれるものです。
体質的な個人差はありますが、36.7度以下を低温期、それ以上を高温期と考えるのが一般的だとのこと。
いつが排卵日?
これらのように、女性の体温は生理周期に合わせて「低温期」と「高温期」を繰り返しているのですが、低温期から高温期への移り変わっていく前には、一度低体温の最後にガクッと体温が下がる「最低体温日」があります。
一般的には、まさにその最低体温日の前日から高温期になる約4日間(排卵期)に排卵するといわれているのです!!
そして、妊娠したいなら、その排卵日の3日〜1日前に子作りをすると妊娠の確率が高いといわれています。
(ちなみに私kyunyankoは、排卵予定日の2日前に子作りして、やっと妊娠できました☆)
ただ、あくまで基礎体温から把握できるのは、排卵日がくる可能性が高い「排卵期」。
「排卵日」を完全に特定できるというわけではないのでご注意を。
また、人によっては排卵期の少し前や後に排卵日がくるケースがあります。
正確な日にちを知りたいという場合は、「排卵日検査薬」を合わせて使用するのもいいと思われます。
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基礎体温で排卵異常に関してもわかる
正確に基礎体温を測っているのに、基礎体温グラフが2層に分かれていない場合や、分かれていても高温期の体温が低いような場合は、注意信号です。
下に、基礎体温グラフの傾向で要注意な症状をまとめてみました。
- 高温期がなく二相に分かれない:無排卵月経の可能性
- 高温期が短く、途中で体温が下がる:受精卵が着床しにくい可能性
- 体温の変動が激しい:排卵が正常に起こらない可能性
- 生理中に1日だけ体温が跳ね上がる:子宮内膜症の可能性
- 高温期の移行に時間がかかる:排卵障害の可能性
これらの多くはストレスなどが原因によるホルモンバランスの乱れで起こります。
改善するには、生活習慣を見直し、ストレスを溜めないことが大切。
身体が資本の妊活ですから、夫婦でストレスをなくす方法を考えたり、睡眠時間を多くとるなど体調管理も大切にしてください。
それでもグラフの乱れが続く場合は、一度産婦人科医を受診するようにしましょう。
基礎体温で自分の体を知ろう
これらのように、基礎体温は排卵日や生理周期だけでなく、自分の健康状態や妊娠しやすい体かどうかも教えてくれるんです。
しかし、基礎体温を毎日正確に測るのは大変。
それがストレスになってかえって基礎体温が乱れてしまうことも。
基礎体温を測ることは健康状態を知るためにも、妊娠するためにも大切なことですが、「絶対に毎日測らないといけない」と考えすぎず、気長に続けられるといいと思います。